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2025年問題
企業は若手人材を獲得する為に、様々な企業努力をする現在。
日本はかなりのスピードで高齢社会へ突入しています。
そして6年後、更に若手が取りにくくなるのでは・・・と予想されています。
その社会的変化の分岐点と言われているのが、2025年です。
6年後どんな問題が起こると予想されているか?
2025年、団塊世代が後期高齢者へ。
少子化が進み日本は超高齢社会に突入すると予想されます。
増え続ける社会保障給付費、そして将来世代への負担も増え続けます。
現在、日本の総人口は、約1億2600万人。
2008年をピークに減少していますが、65歳以上の高齢者数は増え続け、
あと6年後の2025年には3657万人、2042年には3878万人に増加と予想されます。
さらに団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になり、後期高齢者は、全人口の約18%にあたる2179万人になります。
そうなると年金や医療、介護、福祉といった社会保障は、高齢者が増えるほど増加します。
※ちなみに社会保障給付費の総額はこの20年で2倍以上になっています。
この先さらに増加していくことは間違いありません。
■1965年➡65歳以上1人に対して20~64歳は9.1人
■2012年➡65歳以上1人に対して20~64歳は2.4人。
■2050年➡65歳以上1人に対して20~64歳は1.2人という状態に。
社会保障給付費は、現役世代が収める社会保険料と国や地方の負担から成り立っています。
これまで社会保障制度を支えてきた団塊世代が受け取る側になり、さらに少子化などもあり、収められる社会保険料は横ばいのまま。
増大する社会保障給付費を補填する国や地方の負担は増大しています。この負担の約半分は国債です。
将来世代への借金が増え続け、国民が支えきれなくなるのではないか──。
これが『2025年問題』を指し示す大きな課題とされています。
人生100年時代、若い世代から老後の資金づくり、健康づくりについて今のうちから自ら設計していく考えを持つことが、
最重要課題といえるのではないでしょうか?
(森)
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