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ボイコット
先日、転職中の友人から「面接をボイコットした」という話を聞いた。
「・・・ホンマに?」
それ以外の言葉が出てこなかった。
ボイコットしたという表現が適切なのかは置いておいて、
社会人として面接の約束を破るというのはいかがなものか。
その知人とは長い付き合いだが、
〝だらしない〟や〝面倒くさがり〟というイメージはない。
むしろアクティブで、JRの駅2駅分(1時間)ぐらいなら平気で歩くタイプだ。
何故、面接に行かなかったのか?
気になるので聞いてみると、
彼曰く「面接場所まで片道2時間半以上かかるから・・・」とのこと。
それは確かに遠い。
しかし、やはり無断で行かないのは良くない。
違う理由をつけてでも、辞退の連絡を入れるのが筋である。
そんな僕なりの意見を彼に伝えておいた。
もしかすると、ボイコットの理由はそれだけではないのかもしれないが、
深くは追求しなかった。
数日後、ふと「ボイコット」の由来が気になったので調べてみた。
それが意外な理由だったのでご紹介します。
「ボイコット」の由来・・・
実は、ボイコットされた人の名前からきている。
アイルランドで土地管理をしていたイギリス人のチャールズ・ボイコット氏。
彼は農民に土地を貸し、農民は地代を払いながら、
そこで栽培した作物を売って収入を得ていた。
ある年、農作物が不作となり、農民は生活苦に。
彼らはボイコット氏に地代の引き下げを要求するも応じてもらえず、
挙げ句の果てには「もう土地を貸さない」とまで言われる。
怒った農民たちはコミュニティをフル活用し、町ぐるみで彼に猛抗議&反抗。
ボイコット氏がレストランへ行っても注文は取ってもらえず、
家に郵便物さえ届かなくなるまで追い詰めた。
その地で生活できなくなったボイコット氏は母国へと帰っていきました。
この出来事から、参加しないことを「ボイコット」と言うようになったそうです。
した側ではなく“された側”という、
ある意味不名誉な言葉として残ってしまったという、少し変わった由来のお話。
面接やアポイントは絶対にボイコットやドタキャンをしないようにしましょう。
遅れるときや都合が悪くなった場合は、必ず連絡を入れ、
辞退の旨もしくは別の日時を提案するようにしましょう。
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