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検索給与と物価高の関連性
昨今の物価高と比例するように、求職者が求める給与も上昇しています。
2024年9月にIndeed上で検索された月給(検索月給)の加重平均は355,032円で、
3年前(2021年9月)の328,123円から8.2%(26,909円)上昇。
この上昇は、一般労働者の所定内給与(平均)の上昇率6.2%を上回るものであり、
求職者がより高い賃金を求めていることを示しています。
2022年以降、物価上昇と求職者の賃金への期待も
同じタイミングで顕著になっていることから、
インフレと検索月給の上昇は比例していると見られています。
インフレが2%以上で続く限り、今後の検索月給の上昇率も物価と
連動する可能性が高いと予想されています。
賃金に対する求職者の期待が高まれば高まるほど、
期待に応えられない中小零細企業は給与の訴求面で取り残されてしまいます。
求人を募集する際は、給与面をカバーできるアピールポイントが必要です。
例えば、休日数や福利厚生、労働環境や仕事の安定度など、
求職者が魅力的に感じる点を給与の代わりに打ち出すことも手でしょう。
人材採用に関わる方は、物価高の今後の行方にも注目する必要がありそうです。
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