京都市のふるさと納税返礼品の魅力が減少？というニュースを見た。

何かと思えば、総務省がふるさと納税に関する規制の見直しを発表。

返礼品として人気が高い“旅行券”の使用対象を制限するそうだが、

原則、同一都道府県のみに展開する施設のみが対象となり、

それ以外の施設は1人1泊5万円までしか使えず、差額は別途負担となる。

京都市は近年の観光需要を受け、返礼品の旅行券が人気を集めていた。

2023年度のふるさと納税収入額は、過去最高の100億600万円を記録したほど。

要するに、旅行券を武器に全国上位の収入額を得ていたが、

今回の規制により、減収は避けられない状況という。

これはコロナ禍にも感じたことだが、やはり一つに頼りきるのも良くないなと改めて思った。

観光地として需要が止まらない京都市。

街中は観光客が行き交い、それはそれは賑わっている。

少し涼しくなった先日、京都駅で開催されているディズニー展とブラックジャック展に、

サイクリングがてら自転車で向かった。

しかし、駅の駐輪場は軒並み、満車。周辺の駐輪場にも行ってみたが、どこも満車で停められず。

もちろん、地元の人の利用も多いのだろうが、レンタサイクルらしき自転車も多く停められていた。

観光客で賑わうことで市や地域が潤うというメリットはあるが、

それに伴う弊害もまたつきものである。

冒頭のニュースも含め、何事もバランスが大事だなと考えさせられた。