2022年度の建設現場における女性用トイレの設置率や専用更衣室の設置率など、

女性の活躍推進に関するアンケートデータが出ていました。

●建設現場の女性用トイレの設置率は？

8,742現場中　➡　6,293件　【72％】

また、女性専用トイレや清潔に保たれた男女兼用のトイレも含め、

女性だけでなく、男女兼用でも清潔に保たれ快適に利用できるトイレがある現場数に関しては、

「87％」という結果が出ていました。

しかし、設置されていない現場もまだあります。

↓女性用トイレを設置していない理由

・現場に自社の女性職員が配置されていない

・現場により、既存の施設使用可能なため（駅構内など）

・女性が訪問することを想定していない

・コストがかかる

など、継続的なフォローが求められています。

●更衣室のある現場は？

8,636現場中　➡　4,257件　【49.3％】

また、男女別、あるいは安心して交替で利用できる更衣室も含め、

快適に利用できる更衣室がある現場数に関しては、

「87％」という結果が出ていました。

女性用トイレと比べると導入率が低い傾向ですが、

・作業服通勤のため更衣室は不要

・更衣室はないが、着替えられるスペースを確保

など、対処方法がいくつか挙げられていました。

このデータを見ると、想像していたよりも、

トイレや更衣室の整備が進んでいるように思いました。

働く環境がさらに改善すれば、人材不足解消につながるはずです。