高速道路の深夜割引が大幅見直しされる見通しのようです。

 

これまでは午前0時～4時の間に1秒でも高速道路内にいれば

3割引が適用だったのが、走行距離に応じた割引に変わるかもしれません。

見直しの理由は、0時前に料金所手前で待機する車両の滞留を減らすため、

とのこと。

 

物流業界は2024年問題でドライバーの労働時間が制限されます。

その中で、今回の割引見直し。

 

＜見直し内容＞

・深夜割引適用時間帯に「走行した分のみ」3割引

・深夜割引適用時間帯を「22時から翌5時」に拡大

・400km超の長距離割引を拡充↓

　

　■100～200km　25%割引

　■200～400km　30％割引

　■400～600km　40％割引

　■600～800km　45％割引

　■800km以上　　50%割引

 

22時～5時の7時間、800km走行で5割引適用となるなら、

割引のために、この時間内に急いで走るケースも出てくるのでは？

そうなると休憩もとっていられない、

結果ぶっ通しで走ることになりそうな、、、

そんな心配事がふと頭をよぎりました。

 

そもそも、深夜割引の始まりは、

日中の渋滞緩和と交通量の少ない夜間高速道路の利用を

促す目的だったようですが、

今やその役割は十分に果たしてるように思います。

 

今回の見直しについてネット上の意見では、

「わかりにくい」

「距離を稼ぐために無駄に走る場合も出そう」

「事業者ナンバーの終日割引を導入してほしい」

などが多かったです。

 

見直しで物流業界がどう対応するのか、

そしてどう変わっていくのか、

今まさに業界の転換期であることは間違いなさそうです。