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ニッケル高騰

投稿日 :
2022-05-31 00:00:00
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スタッフ

製造業のクライアントと話をしていると、「戦争」「材料高騰」の話が多い。

材料が高騰したからといって、今までの製造していた製品の値段も上がるという事ではないようだ。

中小企業の町工場では価格を上げられず加工費を圧迫している事が多いようだ。

この原因はニッケルの高騰によるものです。

 

<私たちの中で身近なニッケル>

・50円玉(ニッケル100%)

・100円玉(銅75%・ニッケル25%)「

・500円玉(銅72%・亜鉛20%・ニッケル8%)

 

<ニッケル高騰の原因>

中国の世界3位の生産量を誇るロシアからの供給不安でニッケル価格が急上昇。

ニッケツの高騰により、ステンレス等様々な金属が価格上昇。

パラジウムも同じく供給不安により様々なものが高騰。

パラジウムは主に、「自動車排ガス触媒」「銀歯用の合金」「ジュエリ」ーの3つ。

金・銀・プラチナなどの貴金属と比べ、産業用金属としての需要が高い金属です。

戦争が長引けば、様々なモノが高騰しになると予想されています。

 

<ニッケル価格>

2019年1月は1万440ドル/2022年2月➡2万5240ドルまで上昇

金属の買取価格も2022年初の安値から2割弱上がり、13年ぶりの高水準となっている。

 

<金属スクラップ参考買取価格>※時価(2022/5/31)

・真鍮 407~825円/kg

・銅 1180~1250円/kg

・鉄 47~57円/kg

・ステンレス 85~360円/kg

・アルミ 165~280円/kg

※スクラップ価格も上がり続けている。

 

金属・木材・原油など様々なモノが高騰し続けている。

いつかは価格も落ちると思いますが、情勢を見ると少しまだ先になりそうです。 

 

 

 

 

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