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成年年齢が18歳に
2022年4月1日から、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられます。
「20歳が成人」と定められたのは1876年で、146年ぶりに民法が改正されます。
民法が定めている成年年齢は、
「1人で契約をすることができる年齢」
「父母の親権に服さなくなる年齢」という意味があります。
【18歳でできるようになること】
・親の同意なしに契約できる
(携帯電話契約、クレジットカードをつくる、部屋を借りる、ローンを組む…など)
・10年間有効パスポートの取得
・家庭裁判所に性別変更の審判申し立て
・公認会計士や司法書士、医師免許などの国家資格取得
・親の同意なしに結婚(女性も18歳からに引き上げ)
【これまでと変わらず20歳にならないとできないこと】
・飲酒
・喫煙
・大型免許、中型免許の取得
・公営ギャンブル(競馬・競輪・競艇・オートレース)の投票券を買う
・養子を迎える
未成年者の場合、契約には親の同意が必要です。
もし、未成年者が親の同意を得ずに契約した場合には、
民法で定められた「未成年者取消権」によって、その契約を取り消すことができます。
親の同意なく一人で契約をすることができるようになる一方で、
未成年者取消権を行使することができなくなるため、悪徳商法などによる消費者被害の拡大が懸念されています。
トラブルに遭わないために、契約に関する知識・ルールを知ったうえで、
その契約が必要かどうかなど、良く検討してから契約するようにしましょう!
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