信号のない交差点で一時停止の標識を無視する車をよく見かける。
毎日自転車で通勤しているのだが、何度も危ない目に遭っている。
家から会社までの道のりに少なくとも5ヵ所は要注意ゾーン、
つまり、車が一時停止を怠りがちなポイントが存在する。
会社に着くまで、そして家に着くまで、毎日戦々恐々としている。

道路交通法でも定められているのに、なぜ一時停止しないのか。
運転している側の心理としてはどこかに
「歩行者や自転車は出てこないだろう」という思いがあるのかもしれない。

あとは、路面の白線の文字「とまれ」が消えかかっていることも
要因の一つではないか。
大通りからははずれているがやたらと交通量の多い、
いわゆる“抜け道”に多いのだが、
道路がひび割れを起こし、白線の文字もほとんど読めない。
順番に塗り直しや道路の修復工事が行われているとは思うが
恐らく修復箇所が多すぎて間に合っていないのだろう。

ちなみに、一時停止の白線文字には
「止まれ」と「とまれ」の2種類が存在するそう。
1998年に漢字表記の「止まれ」に統一することが決定し、
それ以前に塗られたひらがな表記の「とまれ」は順次塗り替えられているが、
まだ塗り替えできていない道路が残っているらしい。

ちなみに、漢字表記に統一された理由は
「止」という漢字の方が
運転者が瞬時に「停止」を認識しやすいため、とのこと。

皆さん、一時停止は守りましょう。
もし、レアなひらがな表記「とまれ」に遭遇したら、
その日一日、ハッピーに過ごせるかも…。
そんな楽しみと余裕を持って、安全運転でいきましょう。